2018/12/13

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HSPの人が向いていない仕事の特徴
アシュです。
ここでは、HSPの人が向いていない、関わってはいけない仕事の特徴を書いていきたいと思います。
この特徴を把握しているのとしていないでは、転職や就職で成功できる可能性が大きく変わってくると思います。
避けた方がいい仕事
向いていない仕事の特徴として、この3つは常に念頭にあげておくべきです。
・競争が激しい仕事
・単調で退屈な仕事
・常に人と接しなければいけない仕事
・管理が厳しく大人数で共同作業する仕事
これらに属する内容の仕事は、意図的に避けた方がHSPの幸福度が上がるハズです。
HSPは気質です。
自分に合った仕事を選べていないストレスや、相手の感情に支配されてしまうといった症状が発症しにくい環境を意図的に探して下さい。
他の人(HSPじゃない人)なら気にもならないようなことが気になってしまい、ストレスが溜まってしまうわけですから、そうじゃない人と違う戦略が必要なわけです。
ただし、
HSPは、0か100かのような「極論思考」になりやすい性格でもあるので、その感覚に振り回されないように気をつけて下さい。
競争が激しい仕事
営業職のような成績を争う仕事は、HSPに向いていません。。
まず、個人の営業成績を見られることは、強いストレスになります。
組織に属すると、同僚やライバル会社を出し抜くために少しダーティーな手段をとる人もおり、そういった人に対して理解ができなかったりすることもあります。
競争の現場では、キレイ事だけでは片付けられない部分もあるため、そこに疑問を抱いてしまったり、ついていくことに強いストレスを抱えてしまうことになるからです。
単調で退屈な仕事
単調で退屈な仕事もHSPの人には向いていません。
僕がそうです。
ただ単にお金だけを稼ぐ仕事に対して、モチベーションが上がらないと感じるためです。
もちろん、生活のために単調な仕事を選んでいる人もいるでしょうが、心のなかではもっと人と接したり、自分や社会にとって意味のある仕事をしたいと感じているHSPを多いハズです。
状況によってムズカシイ場合もあるでしょうが、単調で退屈な仕事を選ぶよりも、心の充実感を優先して仕事を選ぶとモチベーションを維持しやすいです。
単調作業をする際は、その仕事を行う「目的」、そして「期間」を決めて行った方が続きます。
常に人と接しなければいけない仕事
競争や対立が激しく、人の思惑が交差する仕事はHSPに向いていません。
一般的に「営業」や「出世競争」に見られるのですが、自社内での対立関係や競合他社との関係、そしてクライアント先との関係など、さまざまな立場の中で結果を出すことは至難のワザです。
ときには納得のいかない仕事をこなす必要も出てくるわけです。
その他にも、個人単位や部署単位、会社単位で物事を考える必要もあるため、どこかで自分の考えが及ばない部分も出てきます。
例えば、個人的には良いと思ったことでも、会社全体で考えた時に不利益になることもありえますし、その逆のパターンもありえるということです。
そういったことを、頭の中で機械的に処理できれば良いのですが、HSPの人はどこかで引っかかってしまうことが多いため、向いていない仕事だと言えます。
とにかく疲れます。
僕も「そのような仕事」をしていましたが、「他人に思惑に振りまわされる」ことで、とにかく疲れます。
その呪縛から解放されると、驚くほど落ち着いてラクな気持ちで仕事に取り組めるようになりました。
管理が厳しく大人数で共同作業する仕事
HSPの人は基本的に大人数での共同作業は向いていません。
出来ない訳ではありませんが、どちらかというと自分で効率の良い方法を考えついて、自分のペースで作業できる仕事が向いています。
なので、過度に管理をされてコントロールされる事にストレスを感じます。
人と同じような作業をする際、どうしても人の効率の悪い部分が目についてしまったり、全体の効率化が良くなるような改善案を思いついたりすることも多いです。
でも、一般的にそこまでの仕事を現場の人たちは求めていません。
言い方は悪いかもしれませんが、適度に働いて、適度に稼ぎたい人たちが多く、作業の効率化よりも職場全体の空気感が大事だと考えます。
職場の規模が大きいほど、そういった傾向は強くなります。
「HSPの人」と「HSPではない人」との間に、仕事に対する価値観のギャップが生じてしまい、そのギャップがストレスの原因になります。
最後に
あまりに忙しすぎる仕事や、騒がしい環境の仕事もHSPの人に向いていないと言えるでしょう。
「赤信号」が点滅し始めたら、意図的に環境を変えるのも生きていく上での戦略です。
HSPは、日常生活をおくるうえで、生活の中心となりうる人間関係で細かなところまで気付くところがあります。
まわりに気を遣ってしまいがちで、気疲れしてしまう事が多いにあるはずです。
もちろんHSPの人は「気になっているのは自分だけだろう」という自覚症状はあったうえで、
今、自分が感じていることと、相手が感じているであろう感情も同時に考えてしまうということです。
そのギャップを埋めることができずに、苦しんでしまう・・・
喜怒哀楽の全ての感情に対して反応しますが、
HSPの人が最も敏感に反応するのは、相手の怒りや悲しみといった負の感情だと思います。
管理人のアシュも、職場などでの人間関係で生きづらさを感じていましたし、周りからは「卑屈だ」とか「気にしすぎる」とか「細かすぎる」とか批判をされてきました。
身の回りにいる乱暴な言動をするタイプの人たちから受けるネガティブな感情を、いつの間にか、正面から受け止めてしまって「自分がおかしいのではないか?」と思っていた期間が長くあります。
その感覚と向き合うのはすごく疲れます。
HSPにとって良くないと思われる環境は、意図的に避けた方が人生の幸福度は確実にあがります。
経済的な問題でスグに転職などができないかもしれませんが、HSPの人特有の繊細な感受性や能力が発揮できる仕事や、求めている人は必ずいます。
自分をよく理解して、適した環境を見つけて下さい。
同種のアシュも応援しております。