2018/12/13

1人上手

「内向型」が「外向型」と決定的に違っているところは、
多くの「外向型」タイプの人が求める、
・周囲の評価を得たい
・外界からの刺激
ということを、求めていないことです。
この性格が「内向型」の人を自立に導いているとも言えます。
また、「内向型」の人は一人でいることを嫌だとは感じません。
この点からも、自立していることがわかると思います。
自立している人は周囲の評価をあまり気にしませんから。
なので、自分が「正しいと思うこと」、「正しくないと思うこと」を意見としてきちんと言えたり、行動に移したりできるんですね。
自立しているとは、「自由である」ことです。
他人に同意を求めたりせずに、自らの責任で決断し行動することです。
しかし、そうあるためには、人付き合いや共同生活やチームワークを犠牲にしなければならないこともあります。
さらに質の高い自立があるとしたら、「無我になること」のような状態を言うと思います。
人格が成熟し、自立している人は、虚栄心や名誉欲や自己顕示欲をもとに行動したりはしないはずです。(それが出来ないのが人間ですが)
内向型の人たちは、社会全体や本質的なもの、他人や他人の気持ちを一番に考えて行動しているからこそ、自立しているとも言えるんですね。